戌の日に安産祈願に出かけましょう!!
妊娠5か月の戌の日には神社にお参りし、
安産祈願をするという風習が日本にはあります。
そこでいただいてきたさらしの腹帯を巻き、
安定期まで無事に過ごせたことを祝い、
これからの無事を願うのが帯祝いです。
腹帯を巻いた姿をパパに写真で残してもらいましょう。
赤ちゃんが大きくなった時によい思い出写真になります。
戌の日に行うというのは、犬が多産なので、それにあやかろうという発想でしょう。
今でこそ妊婦さんが安定期に入ることは普通になりましたが、
昔は医療が発達していなかったため流産なども多く、安定期にたどりつけたということが、
今以上の喜びだったのです。
昔の人もなんとなくこの時期になると流産の危険が少なくなるということを経験的に知っていたのでしょう。
お腹が大きくなってくる頃ですから、腹帯でお腹を支えるのは理にかなっています。
現在では、伝統的なさらしの腹帯はお守り代わりにします。
ちょっと実際に使うには使いづらいです。
なので、毎日使うのは、ワンタッチ式で巻けるものやガードルタイプのもの
を付ける人が多いです。
実は海外では、腹帯を付ける習慣はありませんので、
着けなくても問題はありません。