妊娠とhcgの関係について
hcgという言葉を聞いたことがありますか?
妊娠とhcgとの関係について解説していきます。
まず、hcgとは・・・
ヒト絨毛性ゴナドトロピンと呼ばれるホルモンのことです。
妊娠すると、このホルモンが体に分泌されて、
尿の中にも含まれるようになります。
また、このhCGは、妊娠週数が進むにつれて濃度が濃くなっていきます。
そしてある一定の週数(妊娠10週前後)をピークに減少していきます。
そして、これを利用したのが、妊娠検査薬ですね。
市販の妊娠検査薬は、尿の中にこのhcgが存在すると、
陽性反応を示します。
これによってほぼ間違いなく妊娠を確認することができるわけです。
また、産婦人科で行う尿の妊娠検査も原理はまったく同じものです。
妊娠検査薬はいろいろなメーカーから発売されていますが、
だいたい機能は同じです。
妊娠週数とhcg(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の分泌量は下の表のようになります。
妊娠2週目 |
0.2mIU/ml |
---|---|
3週目 |
20〜50mIU/ml |
4週目(1か月) |
50〜200mIU/ml
通常のChech Oneは50IUで陽性反応がでます。 |
5週目 |
200〜1000mIU/ml |
6週目 |
1000〜6400mIU/ml |
7週目 |
4000〜12800mIU/ml |
8週目(2か月) |
4000〜256000mIU/ml |
9週目〜10週目 |
8000〜256000mIU/ml |
11週目以降 |
12800〜64000mIU/ml |